本名は、『深田公之(ふかだ ひろゆき)』。『阿久悠』のペンネームの由来は「悪友」から。
また、多夢星人という、別のペンネームも持っていた(由来は、自分の書いた小説に出てくる
人物から)。

幼少期は兵庫県警巡査であった父親(宮崎県児湯郡川南町出身)の仕事の都合で、いずれも津
名郡内であるが、数年おきに転居を繰り返す。兵庫県立洲本高等学校卒業、明治大学文学部卒
業。

広告代理店宣弘社でCM制作を手がけながら、1964年から放送作家としても活動。1966年に同社
を退職し、放送作家、作詞家としての活動を本格化させる。音楽番組の台本を書いているとき
、歌われる歌の歌詞を写しながら、作詞の勉強をした。また番組の企画書を書かせたら日本一
とも言われたほどである。歌詞の処女作はザ・スパイダースのGSデビュー曲「フリフリ」のB面
である「モンキーダンス」。本格デビューはザ・モップスの「朝まで待てない」。このタイト
ルの由来は、曲の締め切りが朝に迫っていたからだという[1]。オフィス・トゥー・ワンに所属


その後、作詞家として数々のヒット曲を送り出す。生涯、作詞した曲は5,000曲以上。ジャンル
は演歌、アイドル歌謡曲、フォーク、コミックソング、アニメソング、CMソングと幅広い。日
本テレビのオーディション番組 『スター誕生!』に番組企画・審査員としてかかわる。『スタ
ー誕生!』の特徴的な企画は各芸能プロダクションの担当者が目に付いた出場者に札を挙げると
いうものであったが、あのスタイルを考えたのは阿久自身である。「密室でタレントを選考す
る過程を全てガラス張りにして芸能界を裸にしよう」と提案した。1977年、子供の歌を作りた
いと「ぱくぱくポケット」というシリーズを手がけ、『おはよう!こどもショー』のコーナーで
も歌われていた。ただしスター誕生出身者の中では山口百恵の作品だけは一曲も手がけていな
い。

「感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである」との
言葉を遺す。



阿久の死去から2日後の2007年8月3日、NHK総合テレビの『プレミアム10』は急遽、放送予定を
変更して、追悼特別番組『ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち
~』を堀尾正明アナウンサーの司会で放送した。この中で、かつて放送された『阿久悠の世界
- ヒット曲大全集』(1993年)での阿久のコメントが紹介されていた。

「本当に不機嫌ですもんね皆。あの、条件が整って、生活の条件が整えば整うほど人間という
のはどっか不機嫌になっていく不思議さですね。で、歌が一番大事なのは、こんな不幸な目に
あって悲しいっていうことではなくって、不幸のちょっと手前のね、切ない部分がどう書ける
かということが、僕は一番大切なことだと思ってるんですよ」



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これまでに発売されたシングルの総売上枚数は6,818万枚で作詞家歴代1位。2位以下に大差をつ
けている。[2]

1位 - 6,818万枚 阿久悠
2位 - 4,946万枚 松本隆
3位 - 4,216万枚 小室哲哉
(オリコン。2007年8月6日付現在)

また、阿久悠が作詞した曲のシングル売り上げ枚数上位は、1位「UFO」、2位「サウスポー」、
3位「北の宿から」である。


[編集] 日本レコード大賞
日本レコード大賞での大賞受賞曲は作詞家として最多の5曲(1976~1978は3年連続受賞)。

1971年「また逢う日まで」尾崎紀世彦
1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
1978年「UFO」ピンク・レディー
1980年「雨の慕情」八代亜紀
(2007年現在)


[編集] 日本レコード大賞・作詩賞
日本レコード大賞の作詩賞受賞は7回で最多記録(2007年現在)。

1973年「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス。 「じんじんさせて」山本リンダ
1975年「乳母車」菅原洋一
1985年「夏ざかりほの字組」Toshi & Naoko(田原俊彦・研ナオコ)
1986年「熱き心に」小林旭
1990年「花束(ブーケ)」八代亜紀
1994年「花のように鳥のように」桂銀淑
1996年「螢の提灯」坂本冬美

[編集] 日本作詩大賞
日本作詩大賞は8回受賞。日本レコード大賞作詩賞と同じく、最多記録となっている(2007年現
在)。

1974年「さらば友よ」森進一
1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
1981年「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行
1982年「契り」五木ひろし
1984年「北の螢」森進一
1988年「港の五番町」五木ひろし
2002年「傘ん中」五木ひろし



チャート独占
1977年12月5日付けのオリコンシングルチャートでは、阿久悠作詞の楽曲が100位までに16曲チ
ャートインした。

1位 - ピンク・レディー『ウォンテッド』
4位 - 沢田研二『憎みきれないろくでなし』
9位 - 岩崎宏美『思秋期』
12位 - Char『気絶するほど悩ましい』
16位 - 石川さゆり『暖流』
19位 - 石川さゆり『津軽海峡・冬景色』
23位 - 森進一『東京物語』
26位 - 沢田研二『勝手にしやがれ』
33位 - 新井満『ワインカラーのときめき』
39位 - ピンク・レディー『渚のシンドバッド』
42位 - ささきいさお『宇宙戦艦ヤマト』(アニメソング)
45位 - 西城秀樹『ボタンを外せ』
48位 - 石川さゆり『能登半島』
69位 - ギャル『薔薇とピストル』
70位 - 森田公一とトップギャラン『過ぎてしまえば』
95位 - 清水由貴子『ほたる坂』
「ありがとう阿久悠さん」
阿久悠さんのネットからの資料です・・これはほんの一部ですが、日本一のヒットメーカー!